子どもの運動習得で本当に大切なこと~逆立ち成功から学ぶ「質のある反復」~
こんにちは!東京都港区南青山にあるBUDDYキッズ運動教室のくるみ先生です。
「挫折しない!わたしの・ぼくの得意が見つかる運動教室」をコンセプトに、幼児から小学生まで、一人ひとりの成長に合わせた運動指導を行っています。
保護者の方から、「運動が苦手だから、マンツーマンの方がいいですか?グループの方が良いですか?」というご質問をいただくことがあります。
結論から言うと、
子どもの運動習得で大切なのは『質のある反復』です。
質だけでも上達しません。
量だけでも上達しません。
今回は、その答えを「6月のマット運動」での素敵なエピソードと共にお話ししたいと思います。
🏃♂️6月のテーマは「マット運動」
BUDDYキッズ運動教室では、6月にマット運動に取り組みました。
・1週目:前転・開脚前転・後転導入
・2週目:後転・開脚後転・逆立ち導入
・3週目:逆立ち
・4週目:逆立ち・側転
こうしてカリキュラムを見ると、「逆立ちが目標なら、最初から逆立ちを練習した方が早いのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、実際にはそうではないのです。
💡逆立ちは突然できるようにならない
逆立ちを成功させるためには、実はこれだけの能力が必要です。
・手で身体を支える力
・肩で体重を受ける力
・体幹を安定させる力
・床を押す力
・身体をコントロールする逆さの感覚
これらが十分に身についていない状態で、ただ逆立ちの練習だけを繰り返しても、なかなか上達しません。BUDDYキッズでは、1週目からたくさんの動物歩きを行います。くま歩き、カエル歩き、あざらし歩き、恐竜歩き、カエルの足打ち、恐竜ジャンプ…..などなど。これらすべてが、逆立ちに必要な筋力や感覚(=質の高い土台)につながる練習なのです。
🦖 毎日「恐竜歩き」を続けた、ある子の変化
レッスンの中で子どもたちに、「お家でも恐竜歩きをやってみよう!」という宿題を出しました。
「恐竜歩きが上手になったら、逆立ちも上手になるよ!」と伝えたところ、ある一人の子が、本当にお家で毎日続けてくれたのです。
レッスンは週に1回ですが、お家での毎日の継続が合わさることで、驚くべき変化が起きました。
・1週目のレッスン:「恐竜歩きを練習してきてください。」
・2週目のレッスン:先生の補助で、恐竜キックから逆立ちに変身!初めて逆立ちを経験しました。でも「もっと恐竜キックを練習してきてください。」
・その数日後:ご自宅で、恐竜キックから自力で逆立ちに成功!「くるみ先生に写真送って!」とお母様に叫んでいたそうです😊
・3週目のレッスン:立った状態から勢いをつけて、踏み切る→着手→蹴り上げ→逆立ちまで完璧に!さらには側転のときにも、しっかり膝を伸ばせるようになりました。
🙅♂️ 「逆立ちの練習」をしたからできたわけではない
ここで大切なのは、その子が毎日「逆立ち」を練習していたわけではないということです。
レッスンでは、先生の補助で逆立ちを経験して一度ゴールを知りました。ですが、私は「逆立ちを練習してきてね」という宿題は絶対に出しません。あくまで「恐竜歩き(キック)を練習してね」と言います。
最初の頃に「ぼく恐竜歩きできるもん!」と言われたら、私は「しめしめ(笑)」と思います。 「じゃあ、もっと強い恐竜キックをやってみよう!」と「膝が伸びて、ここまで届いたらかっこいいよ!」と言います。
初めはまだ、逆立ちの形にはなりません。でも、「もっと、もっと!この風船まで頑張って!」と楽しく繰り返していくうちに、気づけば足がパッと上に上がるようになります。
つまり、逆立ちという技を無理に練習したのではなく、逆立ちにつながる能力(土台)を楽しみながら繰り返し積み重ねた結果、自然とできるようになったのです。
これは学校の「漢字ドリル」と同じです。 先生から正しい書き順(質)を教わっただけでは覚えられませんよね。何度もドリルに書いて、間違えて、直して……という「繰り返し(量)」があって初めて、自分のものになります。
🧐 じゃあ結局、パーソナルとグループどっちがいいの?
ここで最初の質問に戻ります。 例えば「パーソナル(質)で月2回受けるのと、グループ(量)で月4回通うのは、どっちがいいの?」
BUDDYとしての答えは、運動が苦手な子ほど、まずは「週1回(月4回)のグループレッスン」で圧倒的な【量(回数)】を確保することをおすすめしています。
せっかくできるようになったことも次のレッスンまでに間が空いてしまうと、子どもの身体は感覚を忘れてしまうからです。
グループレッスンなら毎週必ず身体を動かせます。 「身体が感覚を忘れないうち」に次のステップへ進めるため、結果として上達が圧倒的に早くなります。なんなら、週2回のグループにすれば上達スピードはさらに跳ね上がります!
BUDDYが大切にしていること
BUDDYでは、今できない技をただ練習するのではなく、その技につながる土台を作ることを大切にしています。
今回、逆立ちができるようになった子も、決して特別な才能があったからではありません。「レッスンで正しい土台を学び、毎週しっかりと継続したから」できるようになりました。
だからこそ、正しい方向で積み重ねることが何より大切なのです。
まとめ
量より質。
質より量。
どちらか一方ではありません。
本当に大切なのは、
質のある反復。
今回逆立ちができるようになった子は、それを私たちに改めて教えてくれました。
BUDDYキッズ運動教室では、これからも子どもたちの「できた!」につながる土台作りを大切にしていきます。
この記事を読んで、「うちの子もBUDDYキッズで運動に挑戦してみたい!」
そう思ってくださった方は、ぜひ一度体験にお越しください😊
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