運動が苦手な子におすすめ! リズムの力が秘める可能性
こんにちは!東京都港区西麻布にあるBUDDYキッズ運動教室のカズ先生です。
「挫折しない!わたしの・ぼくの得意が見つかる運動教室」をコンセプトに、特に運動に苦手意識を感じているお子様をサポートする運動教室として、発育や運動に関するさまざまな悩みにも寄り添い、今日も元気に活動中です!
お子様の運動面で「どうも動きがぎこちない」「他の子より不器用に見える」といったお悩みはありませんか? これらの困難は、もしかすると「リズム能力」に関連しているかもしれません。
「リズムってダンスのためのものじゃないの?」
はっきり言ってそれはNo!です。
走る・跳ぶ・投げるといった“スポーツの基本動作”は、すべてテンポ(タイミング)と順序(シークエンス)のコントロールからできています。リズム能力は、いわば動きの設計図。ここが整うと、動きは滑らかになり、不器用さがやわらいでいきます。
1. なぜリズム能力が運動の「土台」なのか
音の規則性は、感覚と動きを「そろえる」助っ人
2024年の研究では、一定のリズム(聴覚的な規則性)が、子どもの音の聞き取りと音に合わせて体を動かす協調の精度を高め、発達性協調運動障害(DCD)のリスクがある子でも動きの標準化テスト成績と相関したことが示されました。音の規則性が「動きのメトロノーム」になってくれるということです。
参考文献
「タイミングの弱さ」は不器用さと結びつきやすい
DCDをはじめとする発達神経学的なプロファイルでは、リズム・タイミング・同期に弱さが見られることが多く、そこが運動の不器用さにつながるとするレビューがあります。逆に言えば、リズム面を訓練することは運動の基礎体力に直結しうるという示唆です。
参考文献
リズム活動=基礎運動スキルの底上げ
保育・幼児期にリズム運動プログラム(リズミック・フィジカル・アクティビティ)**を8週間行った研究では、粗大運動の発達が有意に向上。リズム遊び型の運動プログラムで協調性が伸びるという報告も相次いでいます。 参考文献
2. 「運動が不器用」に見える子の共通点はここにある
(1) タイミングのズレ(テンポが合わない)
歩く・走る・跳ぶ……どれも「力を出す瞬間」が肝心です。DCDの子どもでは、聴覚タイミング課題や指タッピング・歩行での同期が難しくなる傾向が報告されています。タイミングの不安定さは、ストライドや腕振りの乱れにつながり、ぎこちない動きに見えます。
参考文献
(2) 連続動作のばらつき(リズムの“揺れ”)
同じテンポで続けるはずの動きが速くなったり遅くなったり。これは協調運動に必要な予測(次の拍を読む)がうまく働かず、反応が一拍遅れるために起こります。レビューでは、運動応答の遅さとばらつきがDCDの主要特徴だと整理されています。
参考文献
(3) 感覚—運動の「橋渡し」が弱い
音(感覚)→動き(運動)の同期が苦手だと、一斉動作・隊形移動・ダンスのステップが難しく感じられます。研究は、感覚—運動の同期と四肢協調を鍛える価値を強調しています。
参考文献
3. 「運動が苦手」を助ける――家庭でできる超シンプル習慣
ここまでで、研究論文をベースにリズム能力と運動能力向上の相関性について理解を深めていただけたと思います。
4〜5歳のリズム運動プログラム8週間で粗大運動が向上したとの報告もあり、まずは簡単なものを中心に継続的にリズムに乗る練習をしましょう!
参考文献
①朝のリズム運動:通学前に好きな曲1曲をかけて、音楽に合わせて楽しくその場でスキップ!

②ガムテープ一つでOKリズムステップトレーニング:BUDDYのリズムトレーニングクラスでもおこなっているステップ練習!色々なジャンプ・ステップと手の動きを合わせて遊び方は無限大!
4. まとめ ― リズムは「運動が苦手」の味方
- リズム能力は、感覚と動きを同期させ、動作を予測しやすくしてくれる。
- 不器用さ(ぎこちなさ)は、しばしばタイミングの不安定さと結びつく。
- 一定拍×シンプル動作から始めれば、粗大運動や協調性は十分に伸びる。
BUDDYキッズ運動教室は、「運動が苦手」なお子さまこそリズム運動を始めるべきだと考えています。
毎週月曜に開催しているダンスクラスでは「リズムダンストレーニング」と題し、リズム能力を上げるためのステップドリルに取り組んでいます!
現在毎週体験会と題して、会員様も非会員様も無料で参加できるキャンペーンを実施中!
運動の不器用さが気になっているお子様、是非ともご参加ください😊
所在地:東京都港区西麻布3-23-5 WINDS BLD B1
最寄り:六本木駅・広尾駅・乃木坂駅
対象:小学生(運動が苦手・不器用なお子さま歓迎)
体験会詳細:以下の画像をクリックしてください。
