動物歩きって、なんでやるの?遊びのようで、実は全身を使う基礎運動!

こんにちは!
東京都港区南青山にあるBUDDYキッズ運動教室のくるみ先生です。

今回は動物歩きのお話です。
BUDDYキッズのレッスンでは、幼児から小学生まで「動物歩き」をよく行います。
クマ歩き、クモ歩き、カエル、あざらし……。
「これって何のためにやっているの?」と思ったことはありませんか?

動物歩きは、小学校受験の運動課題として行われることもあります。
でも、BUDDYでは幼児だけではなく、小学生になってからも動物歩きを続けています。
その理由は、動物歩きの中に、「自分の身体を支える」「手足を一緒に動かす」「跳ぶ」「着地する」「姿勢を保つ」など、さまざまな運動につながる身体の使い方がたくさん含まれているからです。

今回は、BUDDYキッズで行っている動物歩きを、「どんな身体の使い方を育てて、どんな運動につながるのか」を紹介します。

動物歩きは「全身を使う」運動

走るときは主に足で地面を蹴ります。ところが、動物歩きでは手を床についたり、お尻を持ち上げたり、普段とは違う姿勢のまま移動したりします。
いつもの「立って動く」だけでは経験しにくい身体の使い方ができます。
手で身体を支えながら足を動かしたり、体幹で姿勢を保ちながら前へ進んだりと、全身を使って身体をコントロールする運動です。

では、それぞれの動きを見ていきましょう!

① クマ歩き

両手・両足を床につき、お尻を少し高くした状態で前へ進みます。
一見簡単そうですが、自分の身体を腕で支えながら、右手・左足、左手・右足と手足を協調させて動かさなければなりません。

  • 育てたい身体の使い方: 「手で身体を支える」+「体幹でグラグラしない身体をつくる」感覚
    手足でしっかり床を押す経験になるのはもちろん、手足を交互に動かす間、グラグラ揺れそうになる体を「お腹(体幹)」でギュッと引き締めて保つ力が育ちます。
  • つながる運動: マット運動(でんぐり返り・倒立)・姿勢の保持・走る動作
    でんぐり返りや倒立での「身体を支える」動作だけでなく、あらゆる運動やスポーツの基本となる「動いてもブレない体幹(姿勢を保つ力)」の土台になります。

② クモ歩き

今度はお腹を上に向け、手と足で身体を支えながら進みます。クマ歩きとは反対の向きです。

ポイントは、下がろうとするお尻を持ち上げたまま進むこと。

  • 育てたい身体の使い方: 身体の後ろ側で支える感覚
    お尻を持ち上げるためにお尻やもも裏(ハムストリングス)をしっかり使い、上半身は肩まわりの力で体重を支えて進みます。普段の生活では使われにくい「身体の背面」を鍛えながら、高い姿勢を保って動く感覚が育ちます。
  • つながる運動: ブリッジ・マット運動・体操全般の姿勢保持
    猫背を防いでしっかり胸を張る姿勢づくりや、ブリッジのように身体の後ろ側を使って支える運動の土台になります。

③ カエル跳び

深くしゃがみ、手を前について、カエルのように前へジャンプします。「しゃがむ → 地面を押す → 跳ぶ → 着地する」という動きを繰り返します。

  • 育てたい身体の使い方: 股関節・足首の柔軟性や地面を押して身体を前へ運ぶ感覚
    しゃがんだ姿勢や大きく脚を開く動きを通じて、股関節や足首、内ももの柔軟性が促されます。日常で減ってきたしっかりしゃがみ込む姿勢を経験することで、足裏全体で地面を踏ん張る力が育ちます。さらに、床を力強く押して身体を前へ運び、着地の衝撃をやわらかく受け止める練習にもなります。
  • つながる運動: 跳び箱・立ち幅跳び・ケガ予防など
    跳び箱で板をしっかり踏み切る動きはもちろん、足首や股関節が柔らかくなることで、スポーツでの踏ん張りや転倒時のケガ予防にもつながります。

④ あざらし

うつ伏せの状態から上半身を起こし、腕で身体を支えながら進む動きです。

  • 育てたい身体の使い方: 腕・肩まわりの強化や体幹・背筋と背骨の柔軟性
    自分の体重を両腕で支えながら移動することで、腕周りや肩甲骨周辺の筋肉を安全に鍛えることができます。また、上半身を起こして姿勢を維持することで、体幹や背骨周辺の柔軟性と筋力が育ちます。
  • つながる運動: 鉄棒の「つばめ」・マット運動・姿勢改善
    公園の遊具や高い台に腕の力でグッと身体を引き上げてよじ登る動作や、鉄棒のつばめのように腕で身体を支えながら、胸を起こして姿勢を保つ動作のダイレクトな土台になります。また、猫背を防ぎ、ピンと綺麗でしなやかな姿勢を保つ力にもつながります。

技の前の「土台づくり」と「共通言語」

クマ歩きをしたからすぐ倒立ができる、というわけではありません。動物歩きは、あらゆる運動の前提となる「身体の土台」をつくる練習です。

さらに動物歩きは、レッスンでの大切な「共通言語」になります。

  • 鉄棒のつばめで:「あざらしみたいに肘を伸ばそう!」
  • ブリッジで:「クモさんみたいにお尻を上げてみよう!」

言葉で説明するよりイメージが湧きやすく、子どもたちも感覚をパッと掴んで上達が早くなります。

実は大人にも!「遊び」の中に成長の鍵がある

大人向けのトレーニング(Animal Flow等)でも動物の動きが注目されているように、全身を連動させる非常に理にかなった運動です。

難しい練習と構えず、遊びの中で「支える」「押す」「姿勢を保つ」といった感覚を身につけられるのが動物歩きの良さです。

次にお子さまが動物歩きをしているときは、「どんなカッコいい技につながっているのかな?」という視点でも、ぜひ見守ってみてください!


この記事を読んで、BUDDYで運動したい!そう思ってくださったら、是非一度体験にお越しくださいね😊

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