足が速い子は物理を使っている!?~徒競走と「作用・反作用」の話~
こんにちは!東京都港区南青山にあるBUDDYキッズ運動教室のカズ先生です。
「挫折しない!わたしの・ぼくの得意が見つかる運動教室」をコンセプトに、特に運動に苦手意識を感じているお子様をサポートする運動教室として、発育や運動に関するさまざまな悩みにも寄り添い、今日も元気に活動中です!
今回は運動と理科をつなぐシリーズ第二弾として、「なぜ地面を押すと前に進むのか?」を一緒に考えてみましょう。
ニュートンが見つけた法則

突然ですが、
皆さんは壁を思い切り押したことがありますか?
壁はびくともしません。
しかし実は、壁も皆さんを押し返しています。
これがニュートンの第三法則、
作用・反作用の法則
です。
簡単に言うと、
「押したら押し返される」
という法則です。
私たちが壁を100の力で押すと、
壁も100の力で押し返します。
これは地面でも同じです。
走るとは「地面を押すこと」
ここで徒競走を考えてみましょう。
速く走る子を見ていると、
「脚を速く回している」
ように見えます。
しかし実際には、
地面を強く押している
のです。
走るとき、
私たちの足は地面を後ろ方向へ押しています。
すると地面は、
同じ大きさの力で前方向へ押し返してくれます。
これが
地面反力
と呼ばれるものです。
つまり、
走るとは
「地面を押す競技」
とも言えるのです。
地面は硬いトランポリン
ここでBUDDYのブログで何度も登場している
「トランポリン」
を思い出してください。
トランポリンでは、
押した分だけ跳ね返ります。
強く押すと一度深く沈み込み、
その後跳ね返りと共に高く跳べます。
実は地面も同じです。
見た目は動きませんが、
私たちが押した力に対して、
必ず反作用を返しています。
違うのは、
トランポリンよりも圧倒的に硬いこと。
だから地面では、
押してから反発までの時間がとても短いのです。
速い選手ほど、
この反発を上手に利用しています。
足が速い子は何をしているの?
では足が速い子は何が違うのでしょうか。
よく見ると、
接地時間がとても短いことに気づきます。
地面にベタッと乗るのではなく、
ポンッ
ポンッ
ポンッ
と弾むように走っています。
これは、
地面から返ってくる反作用を逃さず利用しているからです。
逆に、
接地時間が長い子は、
反発が返ってくる前に力が逃げてしまいます。
まるで柔らかいクッションの上でジャンプしているような状態です。
だからアンクルホップをやる
BUDDYのかけっこクラスでは、
アンクルホップというジャンプ練習を行います。
これは、
足首や膝を適度に固定しながら、
短い接地で弾むトレーニングです。
なぜこれを行うのか。
それは、
作用・反作用を体で感じるためです。
短く地面を押し、
すぐに返ってくる反発を利用する。
この感覚が身につくと、
走るときにも自然と地面反力を使えるようになります。
理科がわかると運動も上手くなる
運動は、
「センス」
だけではありません。
実は多くの動きが、
理科や物理の法則で説明できます。
逆上がりでは「てこの原理」。
徒競走では「作用・反作用」。
そして今後紹介する跳び箱や縄跳びにも、
たくさんの科学が隠れています。
もちろん、
物理法則を知っただけで足が速くなるわけではありません。
しかし、
「なぜその練習をするのか」
が理解できると、
練習の質は大きく変わりますし、
自然と理科の授業にも興味を持ってもらえるのではないかと思っています。
まとめ
徒競走で速く走るために重要なのは、
脚を速く回すことだけではありません。
本当に大切なのは、
地面を押し、その反作用を受けること。
つまり、
作用・反作用の法則を上手に利用することです。
運動会の練習で走るときは、
ぜひ
「地面を押しているかな?」
を意識してみてください。
理科の授業で習った法則が、
実は運動場でも活躍しているのです。
この記事を読んで、BUDDYでかけっこを練習したい!そう思ってくださったら、是非一度体験にお越しくださいね😊
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