くるみ先生の全日本選手権レポート

こんにちは!東京都港区南青山にあるBUDDYキッズ運動教室 のくるみ先生です!

3月4日~8日、秋田県のたざわ湖スキー場で開催された第 63 回全日本スキー技術選手権大会に出場してきました。今回は、波乱万丈だった3日間を振り返ります。最後に滑走動画もありますので、ぜひ最後までご覧ください😊

1日目の1種目目に転倒

予選は2日間で4種目。1種目目は得意の「不整地小回り(コブ)」でした。
「ここで点数を稼ぎたい!」という強い想いから、一度も滑ったことのない、でも「一番点数が出る」と県連コーチから言われた右ラインで勝負。自分の本番への強さを信じてスタートしましたが、ゴールまであと3コブというところでスキーのトップが浮き、気づいた時には雪面にお尻がついていました。
転んだことで頭が真っ白に。結果は254点。。。絶望。

続く2種目目の「大回り」。今シーズン一番うまくいっていて自信もあって、頭の中に鮮明に思い浮かべながらスタート。ですが、雪質に合わせられず258点。。。
そして2種目終わって気づいた、転んだ衝撃による腰痛。荷物を持って歩けない。まるでおばあちゃんのような姿勢に。メーカーのトレーナーさんに鍼と整体をしてもらい、BUDDYキッズのみんなからのメッセージを見ながらやるしかないと強い気持ちで、痛み止めを飲んで祈るように眠りにつきました。

予選1日目は63位。

涙の予選通過

2日目。朝のアップ滑走は1本のみ。スタートエリアで、無線で支持をもらいながら1時間ほど体のケアをしていました。今の腰の状態で何をするべきなのか、どんな動きがいいのか、身体が冷えないためになにをしたらいいのか。「トレーナーで本当に良かった」と、自分の知識のすべて使ってコンディションを整えました。

腰痛のおかげで逆に頭の中が冷静で、練習を含めて一番上手にウェーブ処理できた苦手種目「総合滑降」。これは納得の259点

そして予選最終種目「小回り」。「260点以上ないと決勝に進出できない」と自分にプレッシャーをかけながらも「私は本番に強いタイプだから大丈夫」と思ってスタートしました。たざわ湖入りしてから一番良い滑り、私の中では乗り切った。

掲示板に表示された「259点

あぁ。1点足りなかった。決勝に残れないかもしれない。そう思った瞬間、涙が溢れ、腰が痛くなりました。メンタル弱いなぁと。
それでも「絶対に決勝に残っている」と信じて板をチューンナップに出し、また身体のケアをしてもらい、廊下で一人で静かにリザルトを確認。57位。 「通過……!!決勝に残った」

なんとかぎりぎりで60人の決勝への切符を掴みました。

過酷な決勝

そして迎えた3日目決勝。
腰の調子は少しずつ良くなっていましたが、あいにくの吹雪。しかしここで私にとって奇跡が起きました。なんと苦手な「総合滑降」が天候不良でキャンセルに。
「苦手種目がなくなった。ラッキー!!」
この瞬間、私の心は完全に吹っ切れました。

そして迎えた1種目目「中回り」。スタート地点は、スタート係の椅子が飛んでいってしまうほどの爆風。スタート係の声すらまともに聞こえず、かすかに聞こえた「スタート良し」の合図。こんな状況で私はスタートさせられるんだと少し怒りつつも(笑)、強風に負けじと気合を入れて滑り、265点。やっとだ。やっと私の滑りができた。

2種目目はリベンジの「コブ」。絶対に転ばない。そして練習したラインをいく。心に決めて滑り切り、満足の264点
そして最終種目の「リズム変化」は、コース変更があり、一度も練習していない斜面での開催でした。人の滑りを見て作戦を立て、雪質や地形を使って滑り切り、262点

3種目終了時刻は16時。心身ともに、すべてを出し切った3日間。疲れた。

最終リザルト39位

決勝3種目で18人まくり、総合39位でフィニッシュ。
全く目標には届かなかったけど、去年より成績は3位落ちたけど、転んでも39位。悔しいけど、転んでなかったらと考えると、私はまだ上を目指せる。そう思わせてくれる全日本でした。

「転んでも、また立ち上がって前を向けば、景色は変わる」

1種目目の転倒でどん底を味わい、ボロボロの状態から一歩ずつ這い上がって見た「決勝の景色」

私はBUDDYキッズの先生として、子どもたちに「運動の楽しさ」だけでなく、「失敗を乗り越える強さ」も伝えていきたいと思います。

転ぶことは失敗じゃない。そのままやめてしまうことが失敗なんだ。 全日本で転倒という大きな壁にぶつかって、身をもってそれを学んできました。

挑戦したからこそ得られたこの経験を、レッスンで全力で子どもたちに注いでいきます! これからも私は挑戦し続けるので、一緒に成長していきましょう!

たくさんの応援を本当にありがとうございました!!