
運動会シーズン直前!徒競走タイムアップ虎の巻🔥その壱~跳ねるを極めろ!~
こんにちは!東京都港区西麻布にあるBUDDYキッズ運動教室のカズ先生です。
「挫折しない!わたしの・ぼくの得意が見つかる運動教室」をコンセプトに、特に運動に苦手意識を感じているお子様をサポートする運動教室として、発育や運動に関するさまざまな悩みにも寄り添い、今日も元気に活動中です!
この時期になると、子どもたちや保護者の方から必ず相談されるテーマがあります。
「どうしたら速く走れるようになるんですか?」
「一生懸命練習しているのに、なかなか順位が上がらなくて…」
そう、秋の運動会での花形競技「徒競走」についてのお悩みです。
私も幼少期は足が速い方ではなかったので、徒競走で一番になるお友達にとても憧れました!でも当時はどうやったら足が速くなるのかなんてわからず、とにかく「めっちゃ一生懸命手足を動かす」くらいしかできませんでした💦
当然速くなるわけもなく、小学生時代のカズ先生は早々に速く走ることを諦め、せっせとガンダムのプラモデルを作る毎日に傾倒していきます。。残念!!
でも安心してください!!
トレーナーになり、運動の理論を学ぶ中で、足が速くなる方法が、それなりの努力が必要ではあるものの、ちゃんと存在することを知りました。何なら、数ある運動の中でも「速く走る方法」は一番科学的に解明されているジャンルといっても過言ではありません。
今回の記事では、秋の運動会に向けて少しでもタイムを上げたいお子様のために、そのヒントを示していきたいと思います💡
足の速さは方程式で表せる!
「足が速くなりたい!」このお悩みを解決するためには、まず次の式を理解する必要があります。
足の速さ(z)=1秒間の歩数〈ピッチ〉(x)×1歩で前に進む歩幅〈ストライド〉(y)
この式のxとyを最大化していくことこそが、足が速くなるための道なのです。
けれども、ただ「足を速く動かす」「大きく走る」だけではスピードは伸びません。
実は、そのカギを握るのが 「跳ねる感覚」 なのです。
地面は硬いトランポリン

跳ねる動作で一番重要なことは「地面反力」をもらうことです。
私たちはジャンプするときに、無意識に地面を押しています。
すると地面は、押された力と同じ大きさの力で押し返してきます。
これが物理でいう「作用・反作用の法則」であり、地面反力と呼ばれるものです。
この仕組みをイメージしやすくするために「トランポリン」を思い浮かべてください。
トランポリンに飛び乗ると、一度沈み込んでから大きく反発しますよね?
実際に地面は沈みませんが、力を与えれば必ず押し返してくれるという点では全く同じです。
つまり地面は「硬くて沈まないトランポリン」。
押した力を、私たちの身体へ返してくれる存在なのです。
接地のイメージは「硬いテニスボール」
ここでもう一つ跳ねるイメージをつかみやすいものをイメージしてみましょう。
跳ね返りの速さを表すなら「硬いテニスボール」がぴったりです。
柔らかいボールだと、押し込まれてから反発までに時間差がありますよね。それと同時に弾む強さも弱くなります。
対して硬いテニスボールは、叩きつけた瞬間に「キュッ」と即座に跳ね返ります。
走るときの接地も同じです。
一瞬で反発を返す足の使い方こそが、走りの中で求められる理想的な跳ねる動作です。
脚の使い方:スティフネスを高める
では具体的にどう足を使えばよいのでしょうか?
ポイントは、脚全体の「スティフネス(剛性)」を保つことです。
えっ?全然わからない?すみません、専門家風を吹かせたくてカタカナ用語を使いたくなってしまいました。
わかりやすく言うと、膝と足首を固めて跳びます。上下動を抑え短い時間で強い地面反力を得ることができます。
この力を高めるためにBUDDYキッズのレッスンでも常々取り組んでいるのが「アンクルホップ」というエクササイズ!
この動きができると、地面を押すたびに「硬いテニスボール」を叩きつけたように、地面反力を効率よく得ながら短い接地で高く跳ぶことができるようになります。
このアンクルホップの動作が上手い子ほど、トランポリンも高く跳べ、足も速い傾向にあることが、現場で多くのお子様達を見ていて明らかです。
膝と足首を固め、なるべく短い接地(目指すは0.1秒!!)でなるべく高く跳べる人ほど、足が速いといっても過言ではありません。
ピッチとストライド、両方を伸ばすには?
さて、ここで一番最初に提示した公式を思い出してください。
足の速さ(z)=1秒間の歩数〈ピッチ〉(x)×1歩で前に進む歩幅〈ストライド〉(y)
このxとyをなるべく大きくすることが足の速さに繋がります。
ピッチを高めるためには「接地を短く」してなるべく素早く左右の足を入れ替える必要があります。
一方でストライドを高めるためには「地面を強く押し」て前方に大きなジャンプをする必要があります。
つまり、速さを引き出すには「短く、かつ強く」接地、そして地面反力を最大限に得る必要があります。
もうお分かりかと思いますが、これらの全てが前述した「アンクルホップ」に詰まっているのです。
この説明はかなり要素を簡略化していて、この力を水平方向に変換していく技術が必要になりますが、そもそもアンクルホップがうまく跳べる人は、そうでない人に比べて、「走るためのより大きなエンジン」を積んでいることになります。
50m8秒台の走りであれば、1秒間の歩数は4~5歩を目指し、一歩の大きさは125㎝~140㎝程度を目指しましょう!そのためには、他にも走り方の技術的な話もありますが、まずはアンクルホップで「跳ねる感覚」をマスターするところからです!!
ちなみに1秒間に4~5歩のリズムはこちら↓↓
是非参考にしてみてくださいね😊
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