運動がもっと得意になる!子供にこそストレッチが必要な理由とは?

いつもBUDDYのブログを読んでいただいている方々にははじめまして!かもしれません。
BUDDYストレッチトレーナーのあさか先生こと佐藤朝香です。
お子様達には「ふわちゃん(ふわちゃんと同じ大学卒業というだけこの呼び名になりました(笑))」で結構名が知れています(笑)

3月のスキー合宿でみんなに初めて会ったね😊

BUDDYでは主に、大人向けに「パートナーストレッチ」というトレーナーがお客様に直接ストレッチを施術するサービスを担当させていただいています。以後お見知りおきください😊

突然ですが…

「うちの子、縄跳びが引っかかってばかりで…」
「跳び箱や鉄棒が苦手で、体育の時間が憂うつみたいなんです」
「他の子はできてるのに、なんでうちの子はできないの?」

小学生のお子さんをお持ちの保護者の方なら、一度はこんなお悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。

運動が苦手だと、できない経験が積み重なり、自信を失ってしまう子がいます。
本当はできる力を持っているのに、「どうせ自分にはムリだ」とあきらめてしまう。
もし、そのまま大人になったら…?
自分の体を信じられず、チャレンジを避けてしまうようになるかもしれません。

でも、その「できない」の原因、

運動センスや才能のせいではないかもしれません。

実は「できない理由」は、体の硬さにある?

子どもたちは、日々すさまじいスピードで成長しています。
でもその発育のスピードや身体のバランスは、ひとりひとりまったく異なります。

例えば、跳び箱を教えると、すぐに跳べる子もいれば、何度やっても苦手意識が残る子もいる。
その違いは、発達過程のどの地点にいるかに依存することが多いですが、他にも原因がある可能性を見逃しがちです。

今回私がこの記事でお伝えしたいのは“体が硬いこと” が原因で出来ない運動が増える可能性があることです。

たとえば、足首が硬い子はジャンプが苦手だったり、肩甲骨の動きが少ない子は逆上がりの引き付け動作がしにくかったり。
つまり、硬いことが原因で求められる動作そのものができず、運動の習得がスムーズにいかないのです。

ストレッチは、運動の「土台」を作る

そんな子どもたちにこそ必要なのが、ストレッチです。
単なる柔軟体操ではなく、体の動かし方・使い方の基礎を整えるものとして、近年では多くのスポーツ科学でも注目されています。

① 柔軟性アップでケガを防ぐ

ストレッチで柔軟性を高めることは、単に体を柔らかくするだけでなく、筋肉への負担を減らし、ケガを防ぐうえでも非常に効果的です。

体が硬いまま無理に動こうとすると、筋肉や関節に余計な力がかかり、痛めてしまう原因になります。特に成長期の子どもは、骨や筋肉のバランスが変わりやすく、疲労がたまりやすい時期でもあります。そんな時期こそ、筋肉の柔軟性を保つことが、安心して練習に取り組むための土台になるのです。

柔軟性が高まると、関節の動きもスムーズになり、動作の無駄が減るため、体がラクに動くようになります。結果として、運動時のフォームも安定し、無理な力みが減って、ケガのリスクを自然と下げることにつながります。

さらに、柔らかい体は疲労の回復も早く、次の日の練習にも元気な状態でのぞむことができるというメリットも。毎日の積み重ねが大切な子どもたちにとって、「ケガをしない」「疲れをためにくい体」は、何よりの強みになります。

②動きが軽くなる!

体が硬いと、思ったように体を動かせなかったり、動作がぎこちなくなったりします。
そこで、筋肉や関節の柔軟性を高めることで、動きの精度がぐっと上がります。

足首をしっかり動かせるようになれば、地面を蹴る力がスムーズに伝わり、ジャンプの高さや安定感がアップ。肩甲骨まわりが柔らかくなると、腕や上半身の連動がスムーズになり、逆上がりのような複雑な動きも習得しやすくなります。

これは、運動が得意な子に限った話ではありません。運動が苦手な子ほど、「まず動きやすい体をつくる」ことが、成功体験の第一歩になります。

③運動能力が上がる!

鉄棒の技である、逆上がりや前回りなど、腕と足、そして体の軸がしっかり連動していないと、うまく回れません。姿勢が悪くて体の軸がブレていると、腕に余計な力が入ってしまったり、足のタイミングが合わなかったりして、技の習得が遠回りに。 一見「やり方の問題」のように見えて、実は「姿勢の問題」だった…ということもよくあるんです。

「足が速くなる」ためにも、柔軟性は欠かせません。
特に股関節や太もも裏(ハムストリングス)が硬いと、ストライド(歩幅)が狭くなってしまい、思うようにスピードが出せません。また、地面を蹴るときの力の伝わり方も効率が悪くなり、スピードダウンの原因になります。

ストレッチで股関節まわりや足全体の可動域を広げてあげると、足の動きが軽くなり、地面からの反発もスムーズに得られるようになります。
結果として、ストライドが広がり、スピードアップにつながるのです。

ストレッチは、すべての運動の「動きやすさ」の土台です。
体が柔らかくなることで、力がスムーズに伝わり、ケガもしにくくなります。
走る・跳ぶ・回る——すべての動きは、まず土台を整えるストレッチから始まります。

私自身、ストレッチで変われた一人です

前述した通り、私は併設のパーソナルジムでストレッチトレーナーをしています。

学生時代にはチアダンスで全国優勝を経験しましたが、実はその裏で、身体の使い方に偏りがあり、何度も悔しい思いをしてきました

柔らかいように見えて、実は一部の関節や筋肉しか使えていなかった私の身体。
オーディションに落ちたり、パフォーマンスの限界を感じて目標をあきらめたり…。
「どうしてあの子みたいに軽やかに動けないんだろう」と自分を責めた時期もありました。

今振り返れば、それはトレーニングが足りなかったのではなく、「正しく体を使う知識」がなかっただけなんです。
体のバランスを整えること、機能的に動ける柔軟性をつけること。
それさえ知っていれば、もっと早く、もっと自由に、自分の可能性を伸ばせたかもしれません。

だからこそ私は今、子どもたちには伝えたいのです。
「生まれつきじゃないよ。体は変えられるよ」って。
悔しい思いをする前に、自分の身体を知って、整えて、もっと自信をもって動いてほしい。

ストレッチは、未来の選択肢を増やしてくれるツールだと、私は信じています。

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準備物: タオル・動きやすい服装・水分補給できる飲み物

お子さまの「できた!」の笑顔を一緒に増やしませんか?

ご参加希望の場合には、BUDDYキッズ運動教室公式LINEから「ストレッチセミナー希望」とメッセージをください。
https://lin.ee/Oku8i9r

最後に

運動が苦手な子どもたちに必要なのは、「根性」や「特訓」ではありません。
正しい身体の使い方を知り、整えること。

BUDDYは、自ら動き、挑戦する子どもたちを育てる教室です。
一人でも多くの子どもたちが、自分の体を信じ、笑顔で運動を楽しめますように。